今日は大変暑い一日でした。
我が家の猫の額よりも狭い庭とベランダに植えたバラが気温の上昇とともに大きく成長して、たくさんの蕾をつけて今にも咲きそうになっていました。最近バラに凝っているので休日はバラの世話に明け暮れています。ゴールデンウィークあたり爆発的に咲いてくれるのではないかと楽しみにしていますが、我が家のミニチュアダックスフンドが花が大好物という変な犬なので心配しています。幸い胴長短足(飼い主に似ている?)なので上の方で咲くバラは被害を免れそうですが、低いところで咲く花は可哀想に餌食となってしまいます(笑)。

さて、本日は区役所の法律相談日でした。
もともと区役所の相談に限らず遺産分割や遺留分などの相談を受けることが多いのですが、1月1日から基礎控除が引下げられたこともあって自分の場合も相続税がかかるようになるのではないかと心配になったり、相続でもめないようにしたらどうしたらよいかという相談が多くなりました。今日の相談5件のうち3件は相続税がらみでした。
本来、相続税などの相談は税務相談で相談されるのが良いのですが、不動産や相続の問題は税金を抜きに語れないので、簡単に相続税のしくみや小規模宅地等の特例などの説明などのご説明もしています。
もちろん正確な税金の計算などはできないので、相談者の想定している数字をベースに一般的な計算方法を教えるだけですが、かなり安心される方が多いです。また資料を持参しない方が多いので条件を満たすかどうかや正確な判断は税理士に相談してくださいと申し上げます。

どうも親族や周囲の人から相続税が増税されたので、ものすごい相続税を払わなければならなくなるのではないかとか、相続問題でもめていると聞かされると心配になって相談にいらっしゃるようです。

相続問題に対する不安や関心が強いと感じた一日でした。

 

弁護士菅野利彦